技術的な試験結果や測定結果の検討などをレポートします。
No.16
石垣市民ラボの測定結果紹介 最終回
日本最南端の市民測定所で測った食品・飲料に含まれる放射能
→ 測定結果報告会資料 (pdf 2.4MB) 2021年3月
No.15
石垣市民ラボの測定結果紹介
日本最南端の市民測定所で測った食品・飲料に含まれる放射能
→ 測定結果報告会資料 (pdf 2.1MB) 2020年1月
No.14
石垣市民ラボの測定結果紹介
石垣市で手に入る食品・飲料の中に放射性物質はどの位含まれているか?
→ 測定結果報告会資料 (pdf 1.9MB) 2019年1月
No.13
石垣市民ラボの測定結果紹介
食品・飲料に含まれる放射性物質の最近の傾向
→ 測定結果報告会資料 (pdf 1.8MB) 2017年10月
No.12
石垣市民ラボの測定結果紹介
食品・飲料に含まれる放射性物質の最近の傾向
→ 測定結果報告会資料 (pdf 1.9MB) 2016年10月
No.11
石垣市民ラボの測定結果紹介
食品中の放射能を避けるには、八重山では何に気をつけたら良いか?
→ 測定結果報告会資料 (pdf 1.6MB) 2015年11月
No.10
食品・飲料に含まれる放射能 ラボ発足2周年
→ 測定結果報告会資料 (pdf 1.1MB) 2014年10月
No.9
食品・飲料に含まれる放射能
→ 測定結果報告会資料 (pdf 982KB) 2014年6月
※10月13日訂正版
No.8
マリネリビーカーへの試料の充填度が測定値に及ぼす影響について
石垣市民ラボが放射能濃度の測定に用いているベルトールド社のLB2045は、試料をマリネリビーカーという特殊な形のビーカーに入れて測定します。これは検出効率を上げるために、円筒形の検出器の周りを試料で囲むように、円筒形のビーカーの中央部分だけが円形に上げ底になって、検出器に覆い被さる形になっています。また、メーカーは試料を420mlのビーカーに出来るだけ一杯に入れて測定することを推奨していますが、もし少ししか試料を用意できなかった時に、何か違いが出るのかどうかを確認してみました。
→ 全文 (pdf 279KB) 2014年5月
No.7
LB2045のスペクトル性能、塩化カリウム測定結果より
使用しているガンマ線スペクトルメーターLB2045で市販の塩化カリウム試薬500gを24時間測定した結果です。ガンマ線スペクトロメーターに特定のエネルギーのガンマ線が飛び込んでくると、検出器内部の物質とさまざまな相互作用をして、その結果がスペクトルとして表示されます。そこで、元のガンマ線エネルギーの主要ピークだけでなく、相互作用で生じたいくつかの副次的なピークや特徴的なパターンも表示されます。カリウム40の場合、これらは、上図に番号を振って示した、特性X線ピーク、後方散乱ピーク、ダブルエスケープピーク、対消滅ピーク、シングルエスケープピーク、コンプトンエッジ変曲点、 光電ピーク(主要ピーク)などです。上図のスペクトルに、理論的に予想されるこれらのピークが全て捉えられていることは、 LB2045がスペクトロメーターとして正常に機能していることを示しています。
→ 全文 (pdf 156KB) 2014年3月
No.6
石垣市民ラボ測定器の安定度と精度
使用しているガンマ線スペクトルメーターLB2045の測定感度の安定性を調べるために、ほぼ1ヵ月毎に標準試料の測定を行っています。標準試料としては、ラボレポートNo.2の誤差評価測定で使用した静岡県産の緑茶粉末を用いています。また、精度つまり測定値が正しいかどうかは、IAEAが提供しているウクライナのほうれん草の粉末を用いて精度確認の測定を行っています。2013年4月から9月までに行った結果から、石垣市民ラボで使用している測定器は適切に較正されており、約10%の測定誤差の範囲内で安定して正しい測定値を出しているといえます。
→ 全文 (pdf 156KB) 2013年10月
No.5
食品に含まれる放射性物質
~公的機関による測定で17都県以外の農産物や水産物から検出された例~
産地表示だけでは安全性がはかれないケースが明らかになってきました。公的機関の測定をまとめた厚生労働省の発表を見ますと、広島県産の原木シイタケから基準値を大幅に超えた放射性セシウムが検出され、北海道のマダラからも高い数値が出ています。
農作物にかかせない肥料においても、昨年、島根県で原発周辺で肥育されていた牛の移入による堆肥汚染や宮城県産の稲わらを与えた件が報告され、今年7月には愛知県産の汚泥発酵肥料から基準値を下回るものの放射性セシウムが検出されています。
→ 全文 (pdf 164KB) 2012年10月
No.4
土に含まれる鉛214 ビスマス214
放射性ヨウ素とセシウムの正しい検出を妨げる天然核種として有名な鉛214 (Pb-214) の295keVと352keV及びビスマス214 (Bi-214)の609keVのガンマ線放射による「にせピーク」。
鉛214の半減期は26.8分、ビスマス214は19.7分と短いから、それらだけを密閉容器に閉じ込めて1~2時間放置すればほとんど消えてなくなる。それなのに、なぜ18時間も存在し続けたのか?―― その答えは土に含まれるラジウム226 (Ra-226)の崩壊によるものと思われる。
→ 全文 (pdf 270KB) 2012年9月
NPO法人 石垣市民ラボ 市民放射能測定所 Citizen's Laboratory for Radioactivity Measurement
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