石垣市民ラボ 市民放射能測定室

ラボ紹介

石垣市民ラボは13名のボランティアが運営しています。半年の準備を経て2012年10月にオープンし、2013年12月よりNPO法人として活動を開始しました。

 

LB2045で測定するスタッフ LB2045で測定するスタッフ

 

石垣市民ラボの目的

  1. 八重山郡民の健康と安全、安心、特に子どもたちの健康と安全を守る。
  2. 国内外の観光客が安心して八重山諸島を訪れ、滞在できるよう食の安全を守る。
  3. 八重山郡産品の安全性を確認し、内外に発信する。
 

事業内容

  1. 八重山郡民の依頼により、測定費用を受けて、食品・飲料の放射線量を測定する。
  2. 測定の結果を依頼者本人に報告するとともに、全ての測定結果の概要を広く市民に公表する。
  3. 国の基準値を超える放射性物質の検出など対策が必要となる事態が生じた場合、石垣市や沖縄県などの行政機関、関係団体、八重山郡民と共同して対策をとる。
  4. 放射線に関わる知識の学習・普及活動を行う。
  5. その他、放射線並びに食の安全、健康に関する調査等の活動を行う。
 

設立の経緯

2011年9月
東日本大震災・福島原発事故 被災者、避難者支援ネットワーク石垣島 ちむぐくるが、食の安全を守るため放射能測定器の導入を行政に働きかける。


2012年2月
ちむぐくるに大口のご寄付があり、子ども保養プロジェクトと市民放射能測定所設立。このうち540万円をもとに、事務所、備品を整備し、測定器(ベルトールド社LB2045)を購入。


2012年5月~6月
測定器設置、試験測定開始。
以後、約300検体の食品、飲料を測定し、測定技術を磨く。
測定に与える天然放射性物質の影響について実態と対策を研究。


2012年8月
市民放射能測定所「石垣市民ラボ」を開設、依頼受付測定のプレオープン(予行演習)を開始。


2012年10月
開所式、正式オープン

2013年12月
沖縄県の認証を受けて特定非営利活動法人(NPO法人)として活動開始。

 

Topics

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NPO法人 石垣市民ラボ 市民放射能測定所 Citizen's Laboratory for Radioactivity Measurement